早食いで薄毛になるのか

まず、ご説明いたしますと、早食いの人が必ずしも薄毛になるということはありません。そのためこれまで何十年も早食いをして生きてきた人もひとまず安心して大丈夫です。しかし、早食いの人に多く見られる傾向について薄毛につながる習慣があります。

まず、早食いはおすすめできません。治せる場合はいますぐ治してください。早食いは死につながることがあるので動画サイトなどでも規制強化の流れは避けられないとなっているのが現状です。ホットドッグの早食いなどでは実際に死者も出ています。そして強く伝えたいのが、早食いにまったくメリットがないことです。早食いの動画をとるなどして注目を集める人もいますが、これは間違いなく命を削る行為と言えます。医師で早食いを積極的にすすめる人は誰もいないでしょうということです。

今回は早食いと薄毛の関係性などについてお話しいたします。

早食いと薄毛について
早食いによる肥満も注意
薄毛を防ぐような食事とは
まとめ

早食いと薄毛について

食事を早く食べる。これは、「噛む回数が少ない」ことに繋がるのです。つまり、咀嚼の回数が少ないと、胃や腸といった消化器官には思った以上に負担がかかってしまうのです。

このように内臓に負担がかかる食事を続けると、体内に栄養素を取り込めず充分に栄養分が行き渡らないということになります。

体は体調管理のための栄養分を必然的に優先するので、つまりは髪や頭皮に必要な栄養が行き渡らなくなってしまうのです。そうすると頭皮の血行が非常に悪くなったり毛穴がかなり細くなったりと、極めて不健康な頭皮状態になります。そして薄毛が進行してしまいます。

そのため年齢に関係なく、早食いの生活習慣がすでに身についてしまっている人は注意です。

早食いによる肥満も注意

早食いは、食事量が多くなってしまいがちです。これも髪に良くない影響ばかり及ぼします。じつは早食いをすると満腹感をほとんど感じにくくなってしまい、いつの間にかカロリーの過剰摂取につながるのです。その結果ついつい食事量が多くなります。そして肥満体質になってしまうというのも少なくないのです。

そして肥満になると血圧が上がり血管収縮が起こりやすくなります。血行が悪くなるため頭皮に栄養がほとんど届きにくくなります。皮脂も過剰に分泌されます。そして毛穴が塞がってしまい、髪の成長を妨げるので、薄毛を引き起こすのです。

薄毛を防ぐような食事とは

食事の時間を惜しみついつい早食いをするという人は要注意です。つまり早食いをしたから即薄毛になるということはありません。しかし、将来の髪のことを考えると早食いは今のうちに治しておくのべきです。

それからどうしても忙しい時以外は、ゆっくりとよく噛んで食事をするように心がけましょう。普段からパートナーや友人と会話を楽しみながら食事をすると、確実に早食いを防止できます。そしてスープやサラダを先に食べて満腹中枢を働かせることも早食い防止策のひとつです。そして、丼ものをかき込むくせがある人は、小さいスプーンで食事をするという裏ワザも試しみましょう。

熱いものはきちんと冷ましながら少しずつ食べたり、ほかにも硬い食材は噛まないと飲みこむことができないので実は早食い対策におすすめです。