自毛植毛にすべき？薄毛をパーマで隠すのは無理なのか

薄毛に悩む男性は大勢います。そしてその対処の仕方は様々ですが、自毛植毛のような長期的な薄毛対策と、パーマ等でごまかすその場しのぎの対策の2つに分けることが出来ます。 「自分は薄毛初期だからパーマで十分隠せる」という声も聞きますが、果たしてそれは対策として正しいのでしょうか。本当に最適な薄毛対策の選択肢は何なのでしょうか。 今回はパーマに焦点を当てつつ、薄毛対策全般について説明していきたいと思います。  

パーマとは？

パーマとは、化学反応を用いてウェーブを人工的に作る行為です。パーマという言葉は略称で、正式にはパーマネントウェーブです。 パーマをわかりやすく分けると、熱を加えるデジタルパーマと、薬剤だけでパーマをかけるコールドパーマに分けることができます。デジタルパーマはふんわりと仕上がるので女性に人気です。コールドパーマはピンパーマ、ツイストパーマ、スパイラルパーマなどがあり、髪の短い男性にも施術可能なパーマです。  

パーマ液について

パーマ液はPH9.0程あり、大方強力なアルカリ性です。パーマ1液には主成分のチオグリコール酸を配合、パーマ2液に臭素酸ナトリウムが含まれています。どちらも強い化学薬品です。 強い化学薬品ですので、頭皮トラブルの副作用があります。もちろん全員というわけではありませんが、湿疹、皮膚炎、かゆみ、フケなどを主に引き起こす可能性があると言われています。  

パーマをかけたら薄毛が進む？

パーマをかけたから薄毛になる、とは明確には言えないようです。必ずしも薄毛になるということはありませんが、パーマは強い薬剤を頭に塗る事になるため、まったくの無関係で影響なしと断定することもできません。 パーマは髪にかけるものですが、気をつけていても頭皮についてしまいがち。そのときに頭皮が炎症を起こし、脱毛となる場合があります。 頭皮に炎症などがある場合は絶対にパーマをかけるべきではありません。また1度パーマをかけた場合も、次のパーマまで最低3カ月は期間を空けるべきです。  

薄毛の人はパーマを控えるべき？

薄毛の人は極力パーマを控えた方が良いかというと、そうでもありません。パーマをかけると気分が上がる実感があるのならおしゃれを楽しむべきです。脱毛の原因にはストレスもあるので、我慢する方が髪に良くないかもしれません。くれぐれも体質が合わないなどの問題がなければという注釈付きです。 脱毛が進むにつれ、髪を大事にしようと過度なケアをしがちです。しかしそうした細かい作業が却ってストレスとなり、結果脱毛を促進している可能性があることも否定できません。 パーマをかける頻度を減らす、薬剤など弱めのものを使うなど、ダメージを抑えながらヘアアレンジを楽しむべきでしょう。  

自毛植毛かパーマか

薄毛が発覚した場合、すぐにでも髪が自然と生え変わる自毛植毛をし、万全の対策をとりたいところですが、初期の段階であれば焦る必要はありません。 理由はAGA（男性型脱毛症）の進行具合にも個人差があるためです。隠せるならばパーマまたはワックスなどを駆使し、髪をたぐり寄せたりすることで薄毛を隠しましょう。 結論から述べると、自毛植毛とパーマはそもそも同列ではないと言うことができます。パーマで薄毛を隠したところで根本的な解決には成りえません。ちょっとした風が吹けば、いくらセットしたところで薄毛部分はたちまち露になります。これでは問題が解決したとは言えません。  

まとめ

  しかしながらAGAは大方確実に進行するものです。また、自分では薄毛を隠せているつもりでも、実は周囲にバレバレだったという体験談も職業柄よく聞きます。 親和クリニック名古屋院などのクリニックでは、薄毛に関する相談を随時受け付けております。不安を感じる場合は専門医に早めに見てもらうべきでしょう。  

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