自毛植毛にも影響?AGA治療薬は副作用あり?

植毛

薄毛対策は数多くありますが、最も手軽な方法がAGA治療薬を使った薄毛治療です。飲むだけ、もしくは塗るだけだからです。しかし、手軽ではありますが果たして治療薬は安全なのでしょうか。効果・副作用はあるのか。愛知県名古屋市のクリニックで自毛植毛手術を実際に行った私の経験から紹介します。  

AGA治療薬は副作用あり?

まず大前提として、名前に薬のつくもので副作用がないものはありません。ですが副作用の強弱はあります。そのためAGA治療薬については過度に考えすぎる必要はありません。医師や薬剤師の指示に従い正しく服用すれば、重篤な副作用が起こる可能性はごくわずかなのです。 実際に副作用が出るかどうかは個人差があります。様子を見ながら調整していくのが望ましいです。 一番大切なのは用法・用量をきちんと守るという部分です。いくら副作用の弱い薬であっても過大に使用すると大変な副作用に見舞われる恐れがあります。

私がなぜ副作用についてここまで念を押すのか。それは、医師の方からあることを聞いたからです。薄毛治療者は効果を急ぐあまり、使用量を守らないケースが多々見受けられるというのです。AGA治療薬はあくまで薬。あくまで正しく使うようにしましょう。  

AGA治療薬の効果と主な副作用

ミノキシジル

医学的に発毛効果が認められている「ミノキシジル」を含む治療薬です。海外では内服タイプのタブレットが医薬品として承認されています。日本では外用薬のみ使用可能です。 ミノキシジル含有液剤を頭皮に直接塗布します。副作用ですが8.82%の割合で、そう痒感、発疹、紅斑、頭部粃糠疹(ふけ症)、皮膚炎などが起こる可能性があります。 未成年者やAGA以外の脱毛症患者の使用は禁忌ですので注意しましょう。

プロペシア

日本で初めて製造・販売が認可されたAGA治療薬。主成分「フィナステリド」が、Ⅱ型5αリダクターゼに作用して、AGAの原因物質であるジヒドロテストステロ(DHT)の生成を防ぎます。これにより髪の毛が成長しきる前に抜けるという状態を防ぐことができます。 副作用の発現率は4%と言われています。主な副作用として、性欲減退や勃起不全(ED)、肝機能障害などが挙げられます。男子胎児の生殖器官に影響をおよぼす可能性があります。妊婦や妊娠の可能性がある女性、授乳中の女性の服用は禁止です。

ザガーロ

「デュタステリド」を主成分とする内服薬。Ⅰ型・Ⅱ型5αリダクターゼの働きを阻害して、DHTの生成を抑制します。Ⅱ型のみに作用するプロペシアに比べて、より高い効果が期待できます。しかし副作用の発現率も高く、17.1%です。 主な副作用は、性欲減退や勃起不全(ED)、精液量減少、肝機能障害。 プロペシアと同様、妊婦や産婦、授乳婦、小児への投与に対する安全性や有効性は確立されていません。女性や未成年者への処方は不可です。  

AGA治療を安全に行うためには?

安価ですが海外から治療薬を個人輸入するのは、おすすめしません。偽造品や成分を特定できない薬剤が流通しているので、副作用のリスクを高めてしまうのです。薄毛治療専門のクリニックや病院で処方された治療薬を使用しましょう。 治療薬によっては、心臓や血液の流れに支障をきたすものもあります。心疾患や高血圧などの持病がある人は、治療を受ける前に必ず医師に相談しましょう。

まとめ

自分の判断で薬の量や飲む頻度を増やすと、危険な副作用が起こる場合があります。自毛植毛手術の結果にも影響する恐れがあるので、医師にきちんと薬の使用を話しましょう。私が手術を受けた愛知県名古屋市の親和クリニック名古屋院のような植毛専門クリニックですと、AGA治療薬について医師の知識も豊富です。

繰り返しとなりますが薬の用法・用量をきちんと守ることが、安全かつ効果的に薄毛治療を行うポイントと言えるでしょう。  

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投稿者プロフィール

名古屋 三郎
メディアに勤める40歳代。
最近は薄毛に悩んで自毛植毛に興味を持っている。
大の名古屋グランパスエイトファン。
伝説のプレーを見て以来、ピクシーは神様。
その他、プレミア、リーガ、セリエ、ブンデスリーグも大好き。