歳を重ねるしたがい、頭髪の薄さも気になりますが、白髪も気になってしまいます。私はもみあげの部分が特に酷い状態となっています。 白髪頭は年齢よりも老けて見えてしまうということもありますし、黒と白がまだらになっているのも見栄えが悪い。
こういった場合、人によっては抜いてしまったり、白髪染めなどのヘアカラーを使用したりするのが一般的です。
白髪だって髪の毛、抜いてしまうのは忍びないものだったりします。 では、ヘアカラーで染めるか? と思ったのですが、染髪というのは育毛にとって影響のあるものではと疑問がわきあがってきましたので、ちょっと調べてみました。
白髪の成り立ち
頭髪は毛根でメラニン色素によって黒く色付けされています。
このメラニン色素を作っているのはメラノサイトという細胞であり、順調に働いていれば黒い髪が生えてきます。
ところが、何らかの原因でメラノサイトが減少すると、髪の色は薄くなってくるのです。
参考: 花王株式会社
https://www.kao.co.jp/blaune/point/01/
メラノサイトが髪色を左右する
メラノサイトが無くなると、その毛根からは白髪しか生えてこなくなってしまいます。 メラノサイトが減少する要因ですが、大きいのは加齢による肉体の老化だといいます。
過度なストレスや飲酒・喫煙。食生活の乱れなどは、肉体の衰えを促進させる要因となります。
また、運動不足は血行不良を引き起こすことに繋がりますので、これも老化を早めてしまいます。 健康的な生活は、アンチエイジングにとって欠かすことができないことで、白髪を生み出さないために必須なことであるのは間違いないです。
しかし、それは白髪を予防するという観点でのこと。生えてきてしまった白髪は、なんらかの対処をしないといけません。そこで、手っ取り早いのがヘアカラーというわけです。
ヘアカラーで染髪
ヘアカラーは薬剤を使用して人工的に髪の色を変化させる、染めるわけで、髪にダメージが無いことはありえません。 一般的に白髪染めには、1剤や2剤と呼ばれるカラー剤を混ぜ合わせて使用します。 これらの薬剤にはアルカリ剤や酸化染料、そして酸化剤が含まれています。
アルカリ剤は髪の表面にあるキューティクルを浮き上がった状態にして色味が入りやすいようにする働きをするのですが、髪の奥にアルカリ剤が残留してしまうことがあると言います。
また、キューティクルが浮き上がった状態は、髪へのダメージが増してしまいます。 酸化染料は、人によってアレルギー反応を引き起こし、頭皮ダメージの原因にもなってしまうのです。
さらに、酸化剤は、化学反応を起こして髪のメラニン色素を脱色させた後に、染料を発色させる働きがあります。
内部のメラニン色素を脱色する時に、大切なタンパク質も破壊してダメージに繋がるそうなのです。
ヘアカラーの種類
こういったヘアカラーの他には、トリートメントタイプの白髪染めがあります。
白髪染めトリートメントは、名前の通り白髪染めとトリートメント効果を併せ持った商品です。 しっかりと髪の毛を色づけし、かつ髪の傷みを補修するトリートメント効果を持っています。
白髪染めトリートメントは、ヘアカラーとは違い薬剤を混ぜ合わせることがなく、髪の毛にそのまま塗り込んで使用します。人によって、シャンプー前の乾いた状態からだったり、シャンプー後の濡れた状態だったりと使用法は様々ですが、塗布した後にしばらく(15~20分)染め置きしておく必要があります。
染め置き時間が経過したら、洗い流して終了というわけです。 この手順から、私は入浴前に白髪染めトリートメントを塗布して、シャンプーと同時に洗い流すという流れで行なっています。
白髪染めトリートメントは、即効性が弱く、1度ではあまり染まっていないと感じる人も多いそうです。何回か、洗髪時に欠かさず処置しておくと、徐々に浸透して染まってくれます。
男女を問わず、アンチエイジングの観点からも見栄えの良くない白髪。気になってきたら、抜いてしまう前に白髪染めを活用しケアしましょう。
白髪はイヤ 薄毛はもっとイヤ
性別を問わずアンチエイジングを心掛けている方にとって、白髪は厄介な問題であったりします。
そして同じく男女の区別なく、白髪化よりもっと厄介な問題であるのが薄毛化です。
薄毛はその原因として、齢を重ねることでの老化による脱毛と、遺伝由来のAGA(男性型脱毛症)、そして女性特有のFAGA(女性男性型脱毛症)が考えられます。
AGAは個人差がありますが、その遺伝子を持ってしまっている状態ですと、成人以降であればいつ発症してもおかしくありません。 私は、20歳代前半という若さで頭頂部から薄毛化が加速していきました。そして社会人になった頃には、すでに薄毛に悩んでいました。
その頃はAGA自体が一般的ではなく、薄毛化していく頭に悩みを募らせていました。 私がAGAの存在、そして自毛植毛という対処法を知ったのが40歳代を迎えた頃です。
そして複数のクリニックで無料カウンセリングを受診し、そのなかで信頼しうる相手として親和クリニック名古屋院を選び、自毛植毛を実行しました。
名駅近くという便利な立地もそうですが、やはりドクターやカウンセラーが親身になって相談にのってくれたうえ、未来の私の姿まで想定し提案してくれたことも大きかったです。 AGAの発症から20年近くが経過した私の進行状況は酷いもので、ギリギリ間に合ったかどうかというのが正直なところです。
経費の面でも、その間の悩みの深さや無駄にした時間を考えても、やはりAGAを抑制するための手段を講じるには、若ければ若いほど有利であるのは間違いありません。
また女性特有の薄毛症状であるFAGAについても、AGA同様に早めの対処が効果的だと想定できます。女性の薄毛の場合ですと、男性より何十倍も悩みは深いはずです。 そして悩んでいる時にも進行していくのが脱毛症の恐ろしいところです。
抜け毛の原因がわかっていようが、いまいが、いずれにしても放置していてよい問題ではありません。少しでも気になった時がカウンセリングの受け時です。
投稿者プロフィール
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メディアに勤める40歳代。
最近は薄毛に悩んで自毛植毛に興味を持っている。
大の名古屋グランパスエイトファン。
伝説のプレーを見て以来、ピクシーは神様。
その他、プレミア、リーガ、セリエ、ブンデスリーグも大好き。
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