確定申告の季節となりました。自営業の方にとっては憂鬱な季節ともいえるかもしれません。様々な請求書や領収書をまとめたりする作業で簡単に一日がつぶれてしまいます。
医療費控除を受ける方もいらっしゃるでしょう。このとき何が対象で、何が対象外かご存じない方も多いかと思われます。
そして、薄毛の方が気になるのは、過去に施術した自毛植毛が医療費控除の対象となるのかというところです。
自毛植毛がこれら控除の対象となるのかどうかについてお話致します。
医療費控除とは
医療費控除とは、自分自身や生計を一にしている家族のために支払った医療費の一定額を税金計算上の所得から引けるものです。医療費控除を受けることによって、税金の負担を抑えることができます。
概要 支払った医療費の一部を所得から控除できる所得控除の一種 控除額 下記①もしくは②の計算結果で、いずれか低いほう※200万円が限度 ①1年間の医療費総額 - 保険金などで補てんされる金額 -10万円 ②1年間の医療費総額 - 保険金などで補てんされる金額 -総所得合計額の5%(総所得金額等が200万円未満の人の場合) 必要書類・手続き 医療費控除の明細書を確定申告書に添付して提出 ※1 ※1:医療費控除の明細書は、確定申告書作成コーナーで入力することにより自動的に作成されます。
参照:No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)|国税庁
出典 https://sure-i.co.jp/journal/tax/entry-251.html
医療費控除を受けるためには、「医療費控除の明細書」を、所得税の確定申告書に添付して所轄税務署に提出する必要があります。
自毛植毛は医療費控除の対象とならない
結論から申し上げますと、自毛植毛は基本的に医療費控除の対象とはなりません。
医療費控除とは、1年の間に支払った医療費(治療費・診察費用・医薬品費用・入院費用など)が、一定の金額以上になった場合に所得控除を受けられる制度のことを指しますが、なぜ自毛植毛が対象外になってしまうのでしょうか。
その理由としては、自毛植毛が「美容目的」を目的として治療であることが挙げられます。
医療費控除は、怪我や病気による通院、入院、治療に適用されるものなので、「髪の毛を増やす」「見た目を美しくする」ことを目的とした自毛植毛は、残念ながら医療費控除の対象から外れてしまうのです。出典 https://shinwa-ladies.jp/column/medical-expense-deduction/
ただ例外として、以下のケースでは認められる場合があります。
例外的に医療費控除が認められるケース
l 自己免疫疾患による脱毛症状を補う場合
l 火傷や事故などによって毛髪を失ってしまった場合
l 精神的疾患が原因で脱毛が生じてしまった場合
基本的に自毛植毛は保険の適用外となりますが、例外的に保険適用・医療費控除となる場合もあるといえます。
自毛植毛のコストを抑える方法
自毛植毛は数十万円~数百万円のコストが発生する手術ですが、医院によっては期間限定でキャンペーン等を行うことがあります。
これらを有効に活用するためクリニックのHPをこまめにチェックするのも良いでしょう。
また、移植グラフト数を若干減らすということも節約につながります。医院によって異なりますが、通常は髪の毛を植毛する本数に比例し、金額がかかります。本数を少なく実施すれば、出費を抑えることができるというわけです。
薄毛で悩み、自毛植毛を検討している方は愛知県名古屋市の親和クリニック名古屋院のような植毛クリニックにご相談することをおすすめします。
投稿者プロフィール
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メディアに勤める40歳代。
最近は薄毛に悩んで自毛植毛に興味を持っている。
大の名古屋グランパスエイトファン。
伝説のプレーを見て以来、ピクシーは神様。
その他、プレミア、リーガ、セリエ、ブンデスリーグも大好き。
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