4月を迎え、春めく日が増えて来ました。しかし、日中は街中に暖かい日差しが降り注ぐものの、夜は底冷えが酷いという状況はもう少し続きそうです。
最近、薄毛で悩む友人から、深刻そうな面持ちでこう言われました。「気温が低いと抜け毛が増えるというのは本当か、何故だ?」と。友人は30代ですが、20代のころから薄毛に悩まされていました。自毛植毛後は、今までが嘘のように明るさを取り戻し、今ではほとんど薄毛の悩みはないはずですが、未だに気になる薄毛ニュースのチェックは続けているようです。
確かにこれについては、多くの方からご質問をよく頂くので、分かりやすくご説明していこうと思います。
気温が低いうちは抜け毛が増える?
気温が低いことが原因で抜け毛が増える方もいれば、まったく変わらない方もいると言うのが、正確な回答ではないかなと思います。
季節の中で、比較的抜け毛に悩みやすいのは秋と言われています。
夏の強い紫外線で受けた頭皮のダメージ、夏の暑さによる疲労、エアコンによる頭皮の乾燥、これらの被害は秋になってから出るようです。急に気温が下がり自律神経のバランスが崩れることも挙げられるでしょう。
交感神経の優位状態が続くと血管が収縮します。血行不良も起こし髪に必要な栄養素や血液が行き渡りにくくなり、抜け毛が発生しやすくなるのです。
気温低下の際に気を付けたいこと
頭皮の血行不良
寒い冬は体が冷えやすくなるため、身体の血行が悪くなります。頭皮も血行不良となり、髪に必要な栄養が行き渡りにくくなります。
栄養不足に陥いると髪はハリやコシがなくなり細くなります。髪が抜け落ちる一因にもなります。
頭皮の乾燥
頭皮が乾燥しすぎると健康的な髪が育ちにくくなります。冬は湿度が低く、乾燥しやすい時期。エアコンによる温風も頭皮の乾燥を悪化させる原因です。
頭皮の乾燥はすぐさま抜け毛が増えるといったものではありませんが、頭皮環境の点からみると決して好ましいものではありません。
おすすめのヘアケア法
頭皮マッサージで血行促進する
すぐに誰でもできる対策として挙げられるのがマッサージです。
頭皮への適度な刺激は血行促進につながるのです。頭皮マッサージをすると、刺激を受けた頭皮の血行は良くなり、栄養が届きやすくなります。強い髪を作るためには、髪に十分な栄養が必要です。
血液で運ばれた栄養をしっかり補給すると髪は健やかに育つのです。
頭皮ケア用のオイルを使う
頭皮環境の悪化は毛髪の成長にも好ましくありません。頭皮が乾燥しやすい体質などの場合、心強い味方となってくれるのが、頭皮ケア用のオイルです。
頭皮もしっかりと、オイルで保湿ケアしましょう。タオルドライをした後、保湿用のオイルを100円玉台ほど手に取り、手によくなじませて頭皮や髪の毛につけます。
シャンプーの仕方を変える
頭皮の汚れを落とそうと、シャンプーを一日2回行うなどというのは控えたほうがいいでしょう。これは、頭皮保護に必要な皮脂までも洗い流してしまうことになり、逆に頭皮環境を悪化させてしまいます。
シャンプーは頭皮に優しいアミノ酸系に変え、1日1回の頻度に抑えましょう。
また、ドライヤーの方法も見直す必要があります。
ドライヤーの長時間使用も、頭皮の水分を蒸発し、乾燥状態を招くからです。ドライヤーの前にタオルドライで髪の水分をふき取り、なるべく短時間で済むよう工夫しましょう。
まとめ
気温が低いうちは抜け毛が増えるは嘘?についてご説明致しました。気温が低いことが原因で抜け毛が増える方もいれば、まったく変わらない方もいます。自分の体質や症状に合わせたケアが大事です。
薄毛で悩み、自毛植毛を検討している方は愛知県名古屋市の親和クリニック名古屋院のような植毛クリニックにご相談することをおすすめします。
投稿者プロフィール
-
メディアに勤める40歳代。
最近は薄毛に悩んで自毛植毛に興味を持っている。
大の名古屋グランパスエイトファン。
伝説のプレーを見て以来、ピクシーは神様。
その他、プレミア、リーガ、セリエ、ブンデスリーグも大好き。
最新の投稿
- 植毛2024.08.16睡眠不足で抜け毛が増加する?
- 植毛2024.07.15自毛植毛手術には術式が2種類アリ
- 植毛2024.06.14リンパのマッサージで美しい髪を!
- 植毛2024.05.15過剰なビタミンAの摂取で皮膚炎に!?