手術の失敗は重篤な症状が発生、手術をしたにも関わらず改善が見られない、などが上げられます。実際自毛植毛の手術では、自毛を使った植毛手術のおかげか拒絶反応が起こることはなく、薄毛治療の効果がほぼ見られています。まったくの失敗というケースはまずないと、私が施術を受けた愛知県名古屋市にある植毛クリニックの医師がおっしゃってました。
しかしながら、手術が失敗する可能性は0とは言い切れません。手術が成功したとしても、自毛が生着せずに期待していた効果がでないことや、手術後の自身のケアで効果が半減してしまうことがあるからです。
主な失敗例
髪の毛が生着しない
自毛植毛は、自分の髪を一旦、頭皮から切り離して再分配する手術。採取から移植までの時間は短ければ短いほど良いのです。それは、頭皮から離れた毛根に血が通っていない時間は、毛根への栄養が止まってしまっているからです(虚血時間)。細胞がダメージを受けるので、生着率は悪くなるのです。
また、治療後の頭皮ケア不足も、生着率を下げる原因となります。一旦、生着した毛根部分は、とても敏感です。正しいケアを行わなければ、元気だった毛髪にまで悪影響を起こしかねません。
傷跡が目立つ
メスを使った手術法であるFUSS法は、毛髪を皮膚ごと切り取ります。毛根の切断率が低いため、生着率は高いものの、手術後の見た目はあまり良くありません。
FUE法はメスを使わないので傷跡が目立ちにくいのですが、毛髪の株を採取するためのパンチグラフト法のせいで、直径1mm程度の傷跡が散在します。
仕上がりが不自然
自毛植毛はただ髪を植えるだけと思ったら大間違いです。既存の髪の毛とのバランスを整えたり、髪の方向を考えなければならないなど、経験が必要。つまりある程度腕のいい医師でないと無残な結果になることがあります。 せっかく手術を受けても、周囲とのバランスが悪い、毛量が多すぎる、逆に少なすぎる、密度が偏っているなどがあれば仕上がりは不自然です。
髪は増やすだけではなく、見た目も美しく整える必要があります。
「ショックロス」
自毛植毛手術を受けて1~4ヶ月後、植毛した毛の周囲からもともと生えいてた髪の毛が脱落することがあります。これを「ショックロス」と言います。約20%の方に起こる現象です。 原因ははっきりと特定されておらず、抜け毛の量に個人差もあります。せっかく植毛したのにも関わらず、ショックロスにより、抜け毛症状が見られると、ショックを受ける方も多いと思いますが、心配ないのです。
ショックロスは一時的な副作用。施術後4ヶ月~半年ほど経過した頃には、徐々に目立たなくなります。周囲と同様に髪が生え揃うのです。決して失敗ではないので、ご留意ください。
自毛植毛で失敗しないために
自毛植毛の最大の目的は、毛のない部分に毛を生やすことです。即ちこれが毛髪の株の生着率を高めることになります。健康な毛根を採取して短時間で移植するにはどうすればいいか。ドナーロスを少なくする高度な技術が必要です。 また、採取時に毛根を傷つけると移植しても毛が生えない恐れがあり、注意が必要です。
毛根を傷つけず、元気なまま採取するための技量が大切になのです。 ちなみに「FUE」法は、メスを使わずに、皮膚に穴を開けて毛髪を採取する方法でオススメです。特殊な器具を使い穴を開けるため、メスで切ることはなく、縫合の必要もないため、体への負担を抑えられます。 FUSS方式と比べると傷跡が目立ちません。
まとめ
失敗しない自毛植毛の手術を受けたいと思うのは当然のことです。そのためには豊富な経験と正しい知識を持ったクリニックを選ぶことが大切です。
自毛植毛の手術についてはネットの情報だけに頼らず、私が施術を受けた愛知県名古屋市の親和クリニック名古屋院のような植毛専門クリニックに、一度問い合わせや相談をしてみましょう。
投稿者プロフィール
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メディアに勤める40歳代。
最近は薄毛に悩んで自毛植毛に興味を持っている。
大の名古屋グランパスエイトファン。
伝説のプレーを見て以来、ピクシーは神様。
その他、プレミア、リーガ、セリエ、ブンデスリーグも大好き。
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