「シャンプーのやりすぎで薄毛になるのでは」という不安の声を聞いたことがあります。確かに私も高校生くらいの時でしょうか、少しおしゃれにも目覚めてきた時分ということもあり、将来の薄毛を過度に気にしていました。
ある日、シャンプーを終えた後に排水構の入り口にあるフィルターをのぞくと、多くの抜け毛が見つかりぞっとしたことを思い出します。
「この調子で自分の髪の毛はすべて抜け落ちていくのではないか」と思ったものです。
このときの私のように、正しい知識がないと常に不安を感じながら生きていかねばなりません。
実際にシャンプーのしすぎや髪の洗いすぎで薄毛になるものなのでしょうか。ご説明致します。
シャンプーの頻度について
シャンプーをするたびに髪が抜けるような気がするので、シャンプーをしないほうがいいのではと考える人がいますが、これは正しくありません。
シャンプー後に、抜け落ちて排水口にたまった髪の毛を数える人がいます。それだけ、髪の悩みが深刻なのはよくわかります。でも「育毛」を考える方に、私がお伝えしたいのが「抜け毛を気にしすぎない」ことです。 日本人の平均的な髪の毛の本数は、約10万。個人差はあっても、1日に50～100本程度の抜け毛は正常の範囲です。 それなのに、髪が抜けるたびに「また、抜けた……」とため息をつき、このままどうなるのかと悩んでいたら、ストレスがたまります。
人間の髪の毛や頭皮には、1日の生活で非常に多くのほこり・ゴミ・皮脂が付着します。そのため、最低1日に1回はシャンプーを使い、髪の毛と頭皮の汚れを落としましょう。しかし、1日に何度も洗髪すると頭皮が乾燥します。洗いすぎは頭皮トラブルのもとになるので厳禁ですが、シャンプーを使い、頭髪の汚れを落とすという行為は大切です。
シャンプーが原因ではない？
なおかつ、抜け毛の原因はシャンプーであるとは言い難い場合がほとんどです。
髪の毛1本1本は、伸びては抜け、そしてまた生えるサイクルを繰り返しています。健康な状態であれば、「休止期」（3～5ヵ月）→「成長期」（2～6年）→「退行期」（2週間）というヘアサイクルが繰り返されます。
このように、髪の毛は抜けるものであるということを知りましょう。抜ける本数が多すぎる場合は原因は別のところにあると言えそうです。
シャンプーの成分について
シャンプーの成分は何でもいいのでしょうか。これはなるべくという程度ですが、ノンシリコンシャンプーがおすすめです。
ノンシリコンシャンプーは、頭皮への負担を軽減できるほか、軽くサラサラとした仕上がりを実現できます。
シリコンシャンプーを使用したときのようなツヤ感をプラスしたい場合は、全体を洗ったあとに、毛先のみに髪の毛に優しいリンスをつけましょう。
まとめ
シャンプーと薄毛はそれほど関係がないということが分かって頂けたかと思います。補足として朝のシャンプーは抜け毛の原因になるという噂もありますが、これも誤りです。ただ朝は時間がないことを理由にしっかりシャンプーを洗い流さない人がいます。これは毛穴のつまりとなり将来的な薄毛の原因となりうるので、シャンプーはしっかり洗い流すようにしましょう。
薄毛で悩み、自毛植毛を検討している方は愛知県名古屋市の親和クリニック名古屋院のような植毛クリニックにご相談することをおすすめします。
投稿者プロフィール
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メディアに勤める40歳代。
最近は薄毛に悩んで自毛植毛に興味を持っている。
大の名古屋グランパスエイトファン。
伝説のプレーを見て以来、ピクシーは神様。
その他、プレミア、リーガ、セリエ、ブンデスリーグも大好き。
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