ヘアサイクルの乱れが薄毛を促進

植毛

人の頭髪は、健康状態や個人差により変化は見られますが、頭髪は成長期・退行期・休止期・脱毛(+新生期)の過程を経て生まれ変わっていきます。
これら一連の流れはヘアサイクルと呼ばれています。 成長期は古い髪が抜け落ち、新しい毛髪が生まれ成長していく時期です。 期間は2~6年ほど。退行期は毛乳頭の活動が弱くなり、毛球部が徐々に小さくなりやがて毛球が完全に退化するまでの時期です。
期間はおよそ2~3週間とされています。 休止期は毛乳頭の活動が休止する時期です。期間は3~4ヶ月に及ぶと言われています。脱毛(+新生期)で毛乳頭が再び活動しだし、新しい髪が作られることで古い髪が押し上げられ、自然脱毛する時期です。

頭髪はこのサイクルを繰り返していくのですが、AGA(男性型脱毛症)を発症してしまうとサイクルに乱れが生じてしまいます。 AGAが発症してしまうと成長期はわずか数ヵ月~1年ほどと短くなり、頭髪が十分に成長しきることなく脱落。
その結果、毛が細く短くなり色も薄くなり、髪のすき間から地肌が透けて見えるようになるのです。

ヘアサイクルを乱す原因

ヘアサイクルが乱れてしまう原因として、まず男性ホルモンの作用が挙げられます。
男性ホルモンの作用とは、AGAの原因とされているジヒドロテストステロン(DHT)の過度な産生です。 DHTとは男性ホルモンの一種であるテストステロンが酵素の一種である5αリダクターゼと結びついて生成される男性ホルモンです。
このDHTが毛乳頭細胞や毛母細胞の分化を抑制する働きを持つトランスフォーミング増殖因子β(TGF-β)の産生に寄与し、脱毛が促進されてしまうのです。

その他にヘアサイクルの乱れを促す要因としては、血行不良や加齢が挙げられます。 血液は頭皮下の毛細血管は頭髪を成長させるための栄養を毛母細胞に届ける役割を担っています。
そのため、毛細血管の血流が滞ると頭髪は栄養不足に陥り成長でずに脱落してしまうことがあります。
そして加齢ですが、個人差もありますが人のヘアサイクルは、生涯を通じて15~20回ほどと言われています。 年齢を重ねるごとに成長期に当たる髪の数が減り、退行期や休止期に当たる髪の数が増えてきます。これは誰もが避けることのできない現象です。

産生ホルモンの作用を抑制するためには

男性ホルモンの作用によるヘアサイクルの乱れは、AGAの特徴のひとつです。 男性の場合ですが、生え際や頭頂部に症状が集中するのが大きな特徴です。進行が早い人は20代から発症し、加齢とともに発症率が上昇していく厄介な症状です。

AGAの進行を抑えるには、科学的な実証がなされた成分を含む内服薬の服用や、外用薬の塗布が有効とされています。
一般的な発毛剤に含まれる薬効成分であるフィナステリドやデュタステリドは、5αリダクターゼを阻害することでジヒドロテストステロン(DHT)の産出を抑えることができ、その結果、抜け毛を減らします。しかし、すでに髪が生えてこなくなった部分では、残念なことですが薬剤での発毛効果は見込めません。

私は親和クリニック名古屋院で無料カウンセリングを受信した際、手術ではなく薬の服用と塗布だけで対処はできないかと質問してみました。
しかし、ハゲてしまっている部分が多すぎたためAGA薬の治療効果だけでは、限界があると診断されました。
そこで薬剤と自毛植毛手術の併用を提案され、私は親和クリニック名古屋院での自毛植毛手術に踏み切りました。
自毛植毛では、AGAの影響を受けない後頭部からグラフト(移植株)を採取し、薄毛が進行している箇所へ移植していきます。 元はAGAの影響をうけないグラフトですので、受ける生え際や頭頂部に移植されてもAGAの影響を受けてしまうことはありません。そのため、ヘアサイクルもAGAの影響を受けない状態で繰り返されるのです。

まとめ

現在、AGAに対処する方法は多様に存在しています。私は結果的に親和クリニック名古屋院での自毛植毛を選択しましたが、薄毛の症状は人それぞれですので、ご自分にあった対処法を行うのが良いかと思います。

そこで大事なのが、専門医への相談です。 安心できる医師による治療薬の処方もありますし、失った頭髪を取り戻せる自毛植毛も選択できます。
ご自身のケースに即したアドバイスを貰えるはずです。

 

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投稿者プロフィール

名古屋 三郎
メディアに勤める40歳代。
最近は薄毛に悩んで自毛植毛に興味を持っている。
大の名古屋グランパスエイトファン。
伝説のプレーを見て以来、ピクシーは神様。
その他、プレミア、リーガ、セリエ、ブンデスリーグも大好き。