乾燥や発汗で発生する頭皮の痒み

植毛

新型コロナウィルスの猛威が収まらないなか、新年とともに冬本番を迎えました。
空気が乾燥しているのでお肌も乾きがちです。それは頭皮も同じです。 頭皮が乾くと何とも言えないムズ痒さがあったりします。
また、寒い季節はニット帽などで外気を防いだりもしますが、そのまま屋内に入った場合は気温差により汗をかいたりすることもあります。
乾燥した状態を放置するのも、思わぬところでの発汗を招いたりするのも、いずれも頭皮環境にとって良いことではありません。 乾いたり頭に汗をかいたりするとムズ痒さがともなってしまうものです。
さらに頭皮の汗は皮脂と混ざり合い、拭わずにそのまま乾燥してしまうと毛穴に皮脂汚れが詰まってしまうことにも繋がってしまいます。 汗をかいたら、できるだけ早くタオルなどで優しく押さえ除去するのが大切です。

親和クリニック名古屋院で自毛植毛手術を行った私は、頭皮へのダメージにつながることは少しもやりたくないのが本心です。そこで、簡単にできる頭皮ケアを調べてみました。

ガシガシ擦るのは絶対にダメ

頭皮が乾燥したり、逆に蒸れたりしたとき、何も考えずにガシガシとかいてしまうのはNGです。
頭皮ケアのためには、強めの刺激はダメです。 強い力でこすると、頭皮はその摩擦力によりダメージを受けてしまいます。
頭皮がダメージを受けることは、育毛にとっては大敵です。 とくに自毛植毛手術を行った私の場合、終えてから月日が経って移植株は完全に定着しているので、それで脱毛ということはありません。
しかし、頭髪に日常的なウッカリ行為でダメージを与えてしまうのは本意ではありません。そのため、やさしめの低刺激で頭皮の痒みに対処しています。
もちろん、まだ自毛植毛手術を行なっていない人も、ガシガシと頭皮を擦ってしまってはいけません。いまあるものを大切にケアし保存しておくことは、どちらにしても大切です。

とにかく、汗をかいてしまったらなるべく早くタオルなどで優しく吸収しましょう。そして乾燥による痒みへの対処も、もちろん優しめタッチを心がけます。爪は使わず、指の腹などで優し目に頭皮をさする程度にとどめてください。

頭皮の残留物から細菌が繁殖

乾燥や発汗により、思わぬものが頭皮にこびりついてしまうことがあります。それが余分な皮脂や大気中のホコリなどです。
頭皮は体のなかでも皮脂量が多い部位です。皮脂が多いと細菌が繁殖しやすい環境となります。普通はシャンプーで洗い流すのですが、これが不十分だと頭皮に汚れや皮脂が残り細菌が繁殖してしまいます。 細菌は汚れや皮脂で毛根が詰まると炎症を引き起こす場合があります。これが痒みの原因になるのです。

逆に、本来は頭皮を守る役割の皮脂が不足すると乾燥してしまいます。 頭皮の防御機能が失われ、汚れなどが奥まで浸透し刺激となって痒みが発生することもあります。 頭皮のバリアとなる役割を持つ皮脂は、多すぎても少なすぎても良くありません。

そんな頭皮や髪を洗うシャンプーですが、これも痒みの原因になることもあります。 自分の肌に合わない種類のものを使うことや、すすぎ不足が原因と考えられます。 すすぎ残したシャンプー液は頭皮に残留し、それが汚れとなり毛穴を詰まらせてしまいます。このような場合、細菌が繁殖し痒みが出るのはもちろん、炎症へとつながる可能性も出てきます。

さらに、自分の肌に合わないシャンプーを使用した場合、頭皮以外にも顔や首などにも付着して かゆくなることがあります。これは接触性皮膚炎(かぶれ)と言い、特定の物質に触れると皮膚が赤くなるアレルギー反応です 頭皮の痒みはストレスに感じるだけでなく、育毛にとっても大敵です。
適切なケアで頭部を清潔に保ち、痒みの原因から頭皮を守ってください。

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投稿者プロフィール

名古屋 三郎
メディアに勤める40歳代。
最近は薄毛に悩んで自毛植毛に興味を持っている。
大の名古屋グランパスエイトファン。
伝説のプレーを見て以来、ピクシーは神様。
その他、プレミア、リーガ、セリエ、ブンデスリーグも大好き。