正常な抜け毛とは

「最近抜け毛が増えてきたな」と実感することはありますでしょうか。現在はコロナ禍ということで、毎日のニュースもコロナ一色。感染者が何人だとか、変異株がどうたらという内容を延々と聞かされます。さらに緊急事態宣言による外出自粛により、満足にリフレッシュもできません。満足にストレスを解消できず、イライラも多くなり、気が付けば抜け毛が増えたかもなと思う人も多いと思います。

もし、抜け毛を見つけたらやってみてほしいことがあります。それは抜けた髪の毛の毛根チェックです。毛根には髪の健康状態が表れます。

毛根を見ることで、抜け毛や薄毛の原因を見つけることができることもあります。今回は毛根のチェックの仕方にも触れながら正常な抜け毛についてご説明致します。

 

正常な抜け毛とは

チェックポイント1…毛根の色・形抜けた毛の根本、「毛根」の部分はどうなっていますか？　自然脱毛の髪の毛は、毛根が黒→根本へと次第に白くなっており、マッチ棒のように丸くふくらんでいます。しかし、色が全体的に白い（触るとベタベタする）、色が全体的に黒い、形が尖っている、形にくびれがない、先からしっぽのようなものが出ているというような毛髪は、何らかのトラブルが原因で抜けている可能性があります。

出典　https://scalp-d.angfa-store.jp/column/column009.html

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正常な抜け毛は根本へと次第に白くなっており、マッチ棒のように丸くふくらんでいます。毛根が白いのは髪の毛が寿命直前まで成長していたということです。毛を黒くするメラニン色素は毛根から吸収され、毛先に向かいます。寿命を終えると髪の毛は、メラニン色素を当然ですが吸収しません。

その結果、根本が白いまま抜けるということです。

正常ではない抜け毛

これに対して正常ではない抜け毛、つまり注意が必要な抜け毛は毛根がありません。毛根が付いていない場合は「AGA（男性型脱毛症）」や「円形脱毛症」の可能性があります。

髪の毛は「成長期→退行期→休止期」の通り成長します。髪は「休止期」で抜けるのですが、「AGA（男性型脱毛症）」や「円形脱毛症」の人は成長期の途中で髪が抜けるのです。

つまり毛根のない抜け毛は成長しきる前に抜けてしまった髪の毛ということで、注意が必要な抜け毛ということができます。

 

正常ではない抜け毛が増える主な原因

何回も髪を洗う

髪を洗うこと、清潔に保つことは非常に大事なことです。しかし、何事も適切な回数などがあり、やりすぎるとかえって逆効果なのです。シャンプーの回数が増えると頭皮に必要な油分が除去されてしまいます。そうすると逆に油分が過剰分泌され、ますます頭皮環境が悪化すると言われています。

ストレスが溜まっている

ストレスの原因として有名な症状は円形脱毛症です。円形脱毛症とは、10円玉ほどの大きさの脱毛斑が発生する疾患。精神的・肉体的な負担が続くと発症しやすくなります。

食生活が乱れている

動物性タンパク質や脂肪分の多い食事を続けると、皮脂が過剰に分泌されます。毛穴に皮脂が詰まって髪の毛の成長が止まってしまうこともあります。また栄養不足が長期間続くと、髪に栄養が運ばれなくなってしまい、抜け毛の原因となります。

 

まとめ

正常な抜け毛と、正常ではない抜け毛の違い、正常ではない抜け毛が増える主な原因についてご説明致しました。抜け毛が増えてきたと感じたら、まずは生活習慣、食生活の見直しから始めてみましょう。

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