昔に比べ、かなり高額になったタバコの価格。ある資料によると、1969年に発売されたセブンスターが、現在では560円となっており、この50数年で価格が5.6倍にも上昇しました。
毎日1箱消費と考えると、一カ月で17、000円前後もかかります。これはバカに出来ない消費です。おまけに世間からも厳しい目を向けられ、喫煙者は肩身の狭い思いをしています。 私も以前は喫煙していました。
しかし、齢を重ねたことからなのか呼吸器に変調があり、数年前から禁煙しています。 何故このようなことを書いたかと言えば、タバコに含まれるニコチンやタールが育毛にとっても大敵な物質であるということをお伝えしたいからです。
有害物質が身体に及ぼす影響
タバコに含まれているニコチンは、体内に摂取すると中枢神経系に作用して興奮状態を引き起こします。大量に摂取すると鎮静作用もあります。
依存性の高い物質で、愛煙家がなかなか禁煙できない原因のひとつとも言われています。喫煙すると数秒で脳を刺激し、その後に血中濃度が高くなります。 血管を収縮させる作用があるため、脳や皮膚の血流を阻害して頭痛や肩こりなどを引き起こすとも言われています。さらに血圧や心拍数も上昇するため、血管への負担が増大します。
さらにニコチンはHDL(善玉)コレステロールを減少させ、LDL(悪玉)コレステロールを増加させる効果を有します。
悪玉コレステロールは血管内に沈着することで動脈硬化を引き起こす原因ともなり得ます。 そして、タバコの煙には活性酸素を発生させる成分が含まれています。 喫煙の際に血液中に発生する活性酸素は、血管を老化させるとともに、血栓を作り出すもとにもなると言います。
さらにタールは、数十種類の発がん性物質が含まれています。喫煙により喉や肺にタールが付着すると、がんを誘発すると言われています。
参考:たばこに含まれる有害物質について 京田辺市 https://www.city.kyotanabe.lg.jp/0000015300.html
喫煙でビタミン類を消費
あまり知られていないのですが、喫煙によりニコチンなどの有害物質が体内に送り込まれると、体内には多量の活性酸素が発生します。
その活性酸素を排除するために、体内のビタミンCなどが消費されます。そのため、喫煙者は、非喫煙者に比べて約2倍のビタミンC摂取が必要とされています。
また、喫煙により一酸化炭素を体内に摂取してしまうことも身体に悪影響を及ぼします。一酸化炭素は酸素に比べて数百倍の効率でヘモグロビンと結合します。 これにより血中酸素が減少し、体内組織の酸素欠乏を引き起こしてしまいます。
参考:たばこと健康 千葉県栄養士会
https://www.eiyou-chiba.or.jp/commons/shokuji-kou/health_and_diet/tabaco/
頭皮下の毛細血管にも影響が
頭髪は頭皮化の毛細血管の働きにより栄養が運ばれ、成長を繰り返します。 その毛細血管の働きが弱くなってしまうと、頭髪への栄養供給が停滞し抜け毛に繋がります。
これは、育毛にとっては大敵です。発毛効果が認められている薬剤を服用・外用していたとしても、その効果を帳消しにしてしまいます。 育毛だけでなく、血管の老化は皮膚の老化促進に加えて、著しい身体機能の低下など健康的な生活を阻害する要因となってしまいます。 健康維持はもちろんですが、アンチエイジングの観点からも、喫煙は害をなすものであると言えます。
私も喫煙者でしたので、精神安定という面でのメリットも分からないわけではありませんが、やはり育毛にとっては大敵であることに変わりありません。
健康を損なうこと 頭髪を失うこと
薄毛に悩んでいる方はもちろん、私のようにかつては進行性の脱毛で悩んでいた者にとっても、髪を失うかもしれないリスクは避けたいものです。
私が悩んでいた脱毛症状はAGA(男性型脱毛症)由来のものでした。 AGAは多くが遺伝由来で発症する脱毛症ですので、喫煙していようが、健康に留意していようが因子を持っている人は発症します。
発症するのは思春期以降と言われ、私の場合は20歳代前半。
まず頭頂部から薄毛が始まり、その後に生え際が後退しました。 齢を重ねるごとに全体的に薄くなりました。そのまま諦めても良かったのですが、希望を捨てたくない私は一縷の望みをかけて、名古屋駅の近くにある親和クリニック名古屋院へ相談に行きました。
無料カウンセリングを経て信頼できそうなカウンセラーやドクターと巡り合うことができ、独自技術のMIRAI法で自毛植毛を受診しました。
その結果、AGAにより失われた部位の頭髪を取り戻し、術後に処方してもらっている内服薬のデュタステリドと外用薬のハイブリッドミノキシジルのおかげで進行性のAGAを抑制することができています。 もちろん手術自体にはそれなりの費用が掛かります。私は医療ローンを活用しましたので、一度の支出は抑えめに調整できました。
参考:自毛植毛の費用 親和クリニック
#/price/jimou/
そして、今生えている髪のAGA対策として、投薬治療を行っています。費用は、デュタステリドとハイブリッドミノキシジルを合わせて処方してもらっていて、1ヶ月分で22,000円になります。
つまり、先に触れた一か月のタバコ代とさほど変わらない額で薄毛化を食い止めることができるのです。
参考:投薬による薄毛(AGA)治療の費用・料金表 親和クリニック
#/price/medicine/
投稿者プロフィール
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メディアに勤める40歳代。
最近は薄毛に悩んで自毛植毛に興味を持っている。
大の名古屋グランパスエイトファン。
伝説のプレーを見て以来、ピクシーは神様。
その他、プレミア、リーガ、セリエ、ブンデスリーグも大好き。
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