おでこを狭くしたいなら自毛植毛？

自毛植毛は自分の後頭部や側頭部など、AGA（男性型脱毛症）による抜け毛の影響を受けにくい場所から毛髪を取り、頭頂部や前頭部など、薄毛が目立つ部分に植え付ける外科手術です。自分の髪の毛を植え付けるので、副作用もなく人気が高まっています。

さて、この自毛植毛ですが、おでこを狭くするということはできるのでしょうか。脱毛した部分にしか植え付けることは出来ないのでしょうか。愛知県名古屋市内などにある複数のクリニックから聞いた話を説明します。

自毛植毛はおでこを狭くできる

自毛植毛手術を受けることでおでこを狭く出来ます。特別AGAでなくても可能なのです。理由は自毛植毛の手術が毛根ごと毛髪を移植するという点になります。つまり毛根を移植でき、髪に栄養を供給できる場所であれば理論上はどこでも可能みたいです。

額であれば頭部に変わりはないので、問題ないと私も説明を受けました。生まれつきおでこが広いという悩みをお持ちの方の解決策は自毛植毛ということになります。

人工毛植毛ではダメ？

かつては自毛植毛ではなく人工毛植毛が主流だった時期もありました。しかし化学繊維で人工的に作られた髪は、生着率が低く拒否反応も多く見られたとのことです。 拒否反応とはいわゆる副作用のことです。

人工的に作られたものを頭皮に植え込むという行為自体に無理があります。体質というのはある日突然変わることもあります。定期的なメンテナンスが必要です。 前述の通り、生着率と拒否反応があるというデメリットが人工毛植毛にはありました。これを解決したのが自毛植毛です。自毛植毛は自分の後頭部や側頭部から髪の毛を採取し、移植するので拒絶反応というものがありません。自分の髪の毛を使っているのだから当然ですね。

しかも技術の向上もあり生着率も高いのです。 そして原則的には術後メンテナンスも不要。これでは業界勢力図が一変するのも頷けます。  

満足感のある生え際にするには

おでこに自毛植毛できることは分かりました。しかしただ毛を植えつければそれでいいかというとそれも違います。

生え際には生え際らしい髪の生え方というのがあるのです。 ただやみくもに後頭部から毛根を採取し、植え付けたところで待っているのは悲劇的な結末です。考えてもみて下さい。

後頭部の髪はどちらかというと前髪より太くて硬いですよね。植毛専門ではないクリニックで行うと、この部分の美的感覚が違うので、満足のいく結果とはほど遠いものになってしまいがちです。 前髪に後頭部の髪を植え付ける際には、前髪らしくデザインする必要があります。植毛で生え際を自然に見せるには高いテクニックを必要とするのです。

ボリュームを出したい奥の部分には太い髪の毛を、生え際ラインにはそこに合う太さの髪の毛をといった具合に配置していきます。 そして重要なのは髪の毛を植える方向。これが違うと悲惨なことになります。植毛というのは高い技術力と経験が大事ですので、クリニック選びは慎重に検討する必要があります。

内服薬では改善しない

発毛剤・育毛剤の2大成分といえばミノキシジルとプロペシア。ミノキシジルは髪の成長を促進させ、プロペシアは脱毛を抑える働きがあります。

つまりどちらももともと髪の無い部分には効果がないということですね。 発毛剤という名称から頭部ならどこからでも髪が生えると勘違いする方もおおいのですがそれは間違いなのです。  

まとめ

おでこが広いことが気になる方は植毛専門のクリニックで自毛植毛の施術を受けることをオススメします。

私は親和クリニック名古屋院で施術を受け結果に満足しています。髪の毛の悩みが嘘のようになくなり心に余裕が生まれました。スタッフの方も親切だったので愛知県名古屋市近郊にお住まいの方は一度相談だけでもしてみる価値はあると思いますよ。  

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