発毛促進サロンと薄毛治療クリニックの違いを考察

植毛
薄毛サロン、薄毛治療クリニックイメージ 親和クリニックの治療について説明します

男女を問わず薄毛に悩む方に向けた育毛・発毛促進サロンと言われるショップがあります。 他にも、薄毛治療クリニックという医院があります。
発毛促進サロンと薄毛治療クリニック、この違いとは? 調べてみたら、大きな差があることが見えてきましたのでここでレポートします。

発毛促進サロンは非医療機関が大多数

まず育毛・発毛促進サロンとは、頭皮をケアして環境を整え毛髪の成長を促すものです。 その多くは医療機関ではないため、手術に類するものはもちろん、医薬品を処方することもできません。
クリニックとされている施設でも、「医師が常駐している病院」ではないことがほとんどです。

施術の内容は、まず頭皮の毛根の状態をチェックし、頭皮からの分泌物や老廃物、余分な皮脂などを取り除き、頭皮と毛根の環境を整えます。 また、独自開発したシャンプーやトニック等を使用した洗浄やケアを行います。 ショップによっては、磁気エネルギーや微弱電流、ナローバンドの赤色光を照射しての頭皮トリートメントなども用意されています。
専用の薬剤での育毛ケアも行っていますが、このときに使用される薬剤は、医薬品であるケースは少ないです。 医療機関でない場合や薬剤師が常駐していない場合は医薬品を販売することはできません。 発毛剤のミノキシジルは第一類医薬品であるため、使用できないということです。

参考:厚生労働省 一般用医薬品のリスク区分
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000050568.pdf

薄毛治療クリニックは医療機関か否かが信頼性を分ける

一方、薄毛治療クリニックと言われる施設には、医療機関がほとんどです。
デュタステリドやミノキシジル、抗炎症剤といった医薬品を処方してもらうことができ、薄毛や脱毛に対抗できます。AGA(男性型脱毛症)に対してはこれらの医薬品を使用するか自毛植毛手術のような方法以外、医学的には認められた効果はないというのが現状です。

つまりAGAの場合は、薄毛治療クリニックを選んで治療することがベストというわけです。もちろん、発毛促進サロンを否定するつもりはありません。 独自開発した機器などを駆使して頭皮や毛髪をケアし、一定の効果をあげているようです。

薄毛治療クリニックでは何ができる?

薄毛治療クリニックでホームページを検索してみると、様々なクリニックがヒットします。 その多くは頭髪専門のクリニックで、やはりAGAやFAGA(女性男性型脱毛症)治療の内容となっています。
各クリニックで様々な治療を行なっています。手法により細かな違いがあり、特色は出しています。私は親和クリニック名古屋院でしか体験したことがないため、今回は親和クリニックでの治療を解説します。
親和クリニック名古屋院( https://shinwa-clinic.jp/nagoya/

まず無料カウンセリング。自身の頭部の現状、ドクターの見解、治療法の選択、クリニック全体の雰囲気、医師への信頼の度合い、治療費についてなどなど、様々な判断要素が含まれています。
ここで私は自毛植毛手術を決心し、そして実行しましたが、手術以外にも他の方法が用意されています。 それが「薬による治療」と「ノーニードル発毛メソセラピー」です。
薬による治療は、診察後に内服薬や外用薬を処方してもらい、服用・外用することでAGAに対抗する手段です。 第一類医薬品をその場で処方してもらえるのは、医療機関ならではです。  

そしてノーニードル発毛メソセラピーでは、針を使わずに、有効成分を頭皮の奥層にまで直接導入する治療法です。頭皮の血行を促進する有効成分ミノキシジルや発毛有効成分・発毛因子を合わせた「発毛オリジナルカクテル」を、塗り薬などでは浸透しづらい頭皮のバリアゾーンの内部まで浸透させ、毛根の細胞分裂を促進させ発毛を促します。
以前は、医薬品を頭皮に注射していたようで、痛みや腫れといったが気になります。 しかし注射針を刺さない独自の手法を確立したことにより、腫れや痛みなどのリスクを回避。さらには有効成分を深層まで浸透させることにも成功。 施術内容は、針で穴を開けるのではなく、細い棒状のニードルを頭皮に当てることで特殊なパルス電圧を送りこみ、一時的に細胞間隙を広げ、その間から有効成分を深層まで浸透させます。術後の痛みや腫れ違和感などはまったくありません。
この手法は、女性にも適用できます。女性の薄毛、FAGAは老化やストレス、髪のダメージにより、毛髪自体が細くなることで起こりやすいと言われています。女性でも安心して戦術を受けられるのです。体毛が濃くなるといった副作用も一切、発症しないので、薄毛に悩む女性にこそ受けてもらいたい治療法です。

育毛・発毛促進サロンと薄毛治療クリニック。人によってはいずれもメリットとデメリットがあるでしょうが、薄毛対策においてより即効性を求めるのであれば、やはり専門の医療機関である薄毛治療クリニックを選択するのが近道なのではないでしょうか。

 

親和クリニック イメージ

 親和クリニックの公式サイトはこちら

投稿者プロフィール

名古屋 三郎
メディアに勤める40歳代。
最近は薄毛に悩んで自毛植毛に興味を持っている。
大の名古屋グランパスエイトファン。
伝説のプレーを見て以来、ピクシーは神様。
その他、プレミア、リーガ、セリエ、ブンデスリーグも大好き。